続き

前世の罪を贖罪するために生まれてくると考えると、輪廻転生は罰であると考えられる。そのような考え方をすると、生そのものが苦行であり、いま生きている人はすべて罪を償うために生きていると思う。

しかし一方で、肉体を持って生まれるということは、『魂』にとってのプラチナチケットで、ものすごい競争率を勝ち抜いた幸運なことであるという考え方もある。

魂は、肉体を持ってさまざまなことを体験することにより、飛躍的に成長を遂げるだろう。魂は自分の成長のために必要な条件を選んで、あるときは試練を計画したうえで輪廻転生する。

それは魂の自由意志であり、何らかの罰でもなければ、報酬でもないという考え方