カルマによる輪廻転生を生きるという考え方をすると、現世は前世の償いであり、また、来世への奉仕ということになる。

『自分に起こっていることは過去のカルマの償いであり、それを清算し、来世にカルマを残さないために善行を積む。』そのような考え方で生きることも間違えではないと思う。もしかしたら、それが真実なのかもしれない、、、

しかし、そこに幸せはある?何度、輪廻転生しても、前世に基づいて生き、来世のために行動する。では、何のための現世?『いま、わたしが、ここにいる』意味は何なのでしょうか?

カルマの解消としての現世を生きていると、そこには何の喜びも見出せない。ともすれば、苦行を積むこと=カルマの解消=生きる意味という結論に陥り、『自分は苦しむために生きているのだ』と思う。

しかし、それはあまりにも苦しい。本当に、高次の存在がそんなことを意図してるのかな。私たちの魂の還る光の国は、愛と感謝に満ち溢れた世界と言われている愛と感謝という本質を持っている魂が、前世での罪を決して許さず、未来永劫続く苦しみを与えるようなことがある?それよりも、前世での学びを踏まえて、『次はもっとこう生きよう』と決意して、より幸せになるために生まれてきたと考えるほうが、自然ではないのかな、、、